夫からみた無痛分娩

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妻は無痛分娩で出産しました。

無痛分娩を考えていると妻から切り出されたとき、僕はすんなりと受け入れました。

というより、男である僕が、無痛分娩を拒否する理由がありませんでした。

結果的に、周りにもっと無痛分娩について知ってほしい、勧めたいと思えるほど、いいなと思えるものでした。

 

 

無痛分娩について医師から説明を聞いたり、調べてみて分かったこと

メリット

  • 最大のメリットは、痛みがないこと。お産のときだけでなく、会陰を縫うときの痛みもない。
  • 出産の瞬間を冷静にみることができる。
  • 産後の回復が早い。
  • 無痛分娩中に、緊急帝王切開術が必要になった場合でも、スムーズに対応できる。
  • 入院日をあらかじめ決めるため、予定が立てやすい。

デメリット

  • 陣痛が弱くなることがあり、分娩が進みにくいことがある。
  • いきみたい感覚も弱くなるため、吸引分娩になることがある。
  • 麻酔などによる副作用が生じることがある。
  • 自然分娩よりも費用がかかる。

日本では…

  • 陣痛に耐えてこそ!という考えが根付いているため、無痛分娩に対して賛否が分かれている。
  • ちなみに、フランスやアメリカなどの先進国では、無痛分娩の方が一般的で、自然分娩をすると言うと、お金がないの?と思われてしまう。

 

  出産当日

妻が無痛分娩をしたいと先生に相談したとき、予約でほとんど埋まっており、難しいかもしれないと言われていました。
 
ですが、陣痛が来て病院に行くと、その日は運良く空いており、無痛分娩を選択することができました。
 
ある程度陣痛が強まらないと麻酔ができず、妻が陣痛を耐えている間も一緒にいましたが、とても辛そうでした。
 
よし麻酔ができる!と麻酔を打ってから、30分後ぐらいには痛みが引いてきたようで、普通に会話することができていました。
 
そこからは、赤ちゃんが下に降りてくるのを、「がんばれ」「こっちの世界は楽しいよ」などと声をかけながら、和気あいあいと待っていました。妻のお腹に手を当てると、赤ちゃんがだんだんと下に下がっていることを実感することができました。
 
そして、ついに出産のとき!妻が数回いきんだ後、おぎゃー!と産声を上げて生まれてきてくれました。
本当に本当に感動しました。写真を撮るのを忘れて、男泣きです。
 
陣痛がきてから約12時間。大きなトラブルもなく、終えることができました。
 
 

 

無痛分娩で良かったと思うこと

何よりも、妻と一緒に感動的な瞬間を冷静にみることができた、ということです。

生まれてきてくれた我が子の顔、産声をしっかりとみることができました。

きっと、陣痛に耐えていたら妻はそれどころではなかったと思います。

 

そして、周りのお父さんに話を聞くと、陣痛を耐えるために腰をさすったり、お尻を押したりして、出産後に手が筋肉痛になっていた!という声が多いように感じます。

無痛分娩だったので、特に疲労を感じることなく、次の日も普通に出勤することができました笑

 

今回は計画的な入院ではなかったですが、あらかじめ入院日が決まっていることで仕事の調整や上の子の預け先などに困らないなと思いました。

 

 

最後に

無痛分娩について、僕は全力でおすすめしたいと思います。
日本では、まだまだマイナーな出産方法ですが、誰もが自分の希望する出産方法をこころよく選択できるといいなと感じます。

どんなお産もすごい!お母さんは偉大!

 

長くなりましたが、読んでくださってありがとうございました!